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麺とスープの絡みを左右する要素とは

美味しい人気ラーメンの特徴として挙げられる条件の1つに「スープと麺の絡み具合」というものがあります。麺にスープが絡むのは当たり前のことかもしれませんが、麺によって絡み具合は大きく変わるのです。こちらでは、麺とスープの絡みを左右する要素についてご紹介いたします。

加水率

もう1つ注目していただきたいのが加水率で、麺を作る際に入れる水の量によって、麺の仕上がりも大きく変わってきます。

 

使用する小麦粉の割合が高く水が少ない低加水麺は、「水分を吸いやすい」という特徴を持っているためスープをよく吸収してくれます。一方、小麦粉に対して水が多い多加水麺は、もっちりしながらも表面がツルツルとしていて「のどごしが良い」という特徴を持っています。

麺の種類

中華麺の種類は「ちぢれ麺」と「ストレート麺」の大きく2種類に分けられます。

◇ちぢれ麺

ちぢれ麺というのは、機械で圧力をかけたり手で揉みほぐしたりして、波状にした中華麺のことを言います。一般的に醤油ラーメンや塩ラーメン、味噌ラーメンなどに用いられています。

◇ストレート麺

ストレート麺というのは、製麺機から打ち出されたあとは揉みほぐすなどの手を加えず、まっすぐのまま仕上げられた中華麺のことを言います。ストレート麺は、豚骨ラーメンに多く用いられています。

◇なぜ使い分ける?

ちぢれ麺のほうがよりスープを絡め、ストレート麺は絡めにくいと思われるかもしれませんが、パートナー次第で条件は変わってきます。麺を持ち上げた時、ストレート麺は1つの束になっていて隙間がほとんどない状態ですが、物体の細い隙間を液体が入り込んでいく「毛管力」という現象が働きます。そのため、濃厚なスープにはあえて絡みすぎないストレート麺がマッチし、よく絡むちぢれ麺では濃すぎると感じてしまうのです。

スープの特徴と麺の種類を組み合わせることで、最高の一杯をご提供しております。美味しいラーメンは、お店のこだわりと綿密な微調整、店主のラーメン愛で作られています!

JR田町駅近くで美味しい札幌ラーメンが食べたいという方は、らーめん北の大地へお越しください。お腹も心も満足できる愛される味を提供しております。田町駅近くに立ち寄った際はぜひ、ご来店ください。

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